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小さな会社の経営者、これでもいくつかの小さな日本一を持っています。ちょっといい話や言いたい放題で世相を斬りたいと思います。
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名前:MOT
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任天堂ショック
テーマ:ビジネス
任天堂の4月〜6月期の四半期決算が252億円ほどの赤字となりました。本当にショックです。相当長い間、ずっとずっと利益を出し続けてきた会社だけにこれは大変なことです。

ずっとずっと2000億円もの利益を計上してきた会社なのに、減益とはいえかなりのたとえ四半期でも赤字を出すような企業ではないはずなのですが。その理由は円高です。ユーロが想定外の安値となりまた米ドルも昨年と違って非常に静かに不気味に円高が進行しています。

一方、ドイツはユーロ安により輸出好調、アメリカもドル安になって輸出が比較的伸びています。韓国はかなりのウォン安で絶好調、中国はアメリカの中国元安攻撃をのらりくらりとかわして、中国も輸出は好調だが、それ以上に中国国内の内需が好調で経済成長を続けています。

日本は輸出は伸びているモノの、円高で輸出採算は以前よりも悪化している一方です。昨年のリーマンショック前から円高が続き、輸出関連の事業者は皆、苦しんでいます。リーマンショック以来、アジアでもシンガポール、インドネシア、韓国などは中央銀行が為替介入し、自国通貨の対米ドル・対ユーロ高を阻止しようと懸命になっています。

先頃中国も、中国元をドルに対してやや高めにする対策を発表したモノの、その後急速に元高になるとすかさず、為替介入し元高を修正するなどの見事な手綱さばき。

さて、日本は・・・?もう6年近く為替介入していない。鳩山・小沢両氏の辞任後、管首相の消費税発言騒ぎがあって以来、口先介入さえできない。その間せっかく戻った株価が大きく落ち込んでも、政府からの為替・株価に関するコメントもなく、日本の輸出企業は汗水垂らして造った製品の価値が低下する現象に苦しんでいます。

とうとう、超優良・高収益企業の任天堂の為替(円高)により、四半期赤字になってしまいました。こうなっても誰も何も言いません。マスコミでさえ、取り上げるのは民主党の内輪もめの話ばかり。

このまま、円高が続けば輸出企業が国内で生産するメリットはなくなってしまいます。そうなれば大手製造業はすべて海外へ工場を移転することでしょう。待っているのは失業率の増加と社会保障費の増大ばかりでしょう。成長戦略どころではない、どんどん深みにはまってしまいます。

自民党に嫌気した国民も今は民主党に嫌気しています。この国は誰が支えるのだろう。任天堂ショックはそんな日本経済を暗示しているのではないではないでしょうか?

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